2010年1月2日土曜日

茨城県のK市で似顔絵

 似顔絵も、趣向を凝らさないとあきられるということか、今回は「江戸錦似顔絵」ということで、お客さんを「忍者、お殿様、剣士、町娘、お姫様」に描きました。というか、描かされました。「スポーツ選手似顔絵」と同様。まあ、それはいいとして、なにはともあれ寒かった。会場は住宅展示場で、似顔絵テントが設営されている場所が、大きな家と家の間の通路で、この両側の家というのがかなり大きく、テントには一日中日が当たらないのだ。上天気で、日向は暖かいのにその恩恵を全く拒否して、日陰に座り続けた。しかも、冷たい風が見本の似顔絵を吹き飛ばす勢いで吹きつけてきた。そうなのだ。両側に切り立った断崖家屋があるために、ここは風の通り道となっているのだった。太陽の熱も得られず、座っているだけなので体も温まらず、石油ストーブはいたずらに炎をあおり立てるだけ。体温は奪われる一方で似顔絵を描く手も小刻みに震える。頭の中では安田成美が歌っていた。風の谷の…、風の谷のニガオエ。
 K市はなんどか来たことがあるが、今まで気がつかなかったお稲荷。こじんまりしたお稲荷に巨大な樹。

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